少女マンガの感動とか

最近マンガもあまり読まなくなってしまったが、中高生の頃、特に少女マンガで感動したとき、お腹の辺りが切なくなって、ちょっと汗ばむ感じがあったんだよね。
これが、性描写を読んだときの興奮と違って、他ではなかなか感じられない感覚だったんですよ。エロなら他のジャンルでも何ぼでもあるが、マンガでしか得られなかったような気がする。実際の恋愛でも得られることはなかったんじゃないかなあ。
多分、「きゅんっ」とラブコメ的擬音で表現されるもののことなんだろうが、マンガなので、滞空時間はかなり個人の勝手に調整使用できる。多分わたしはこの感覚のために、かなり一箇所で粘って増幅していたんではないだろうか。
そして、これが初読のときがもっとも顕著に感じられるのだから一生懸命立ち読みしたさ、当時は。あー恥ずかしい。
年とともに、マンガに接する機会が減ったせいか、感覚がみずみずしくなくなったせいか、近頃あまり出会わなくなったなあ、あの感じ。
乙女チックマンガを年甲斐もなく溺愛する人たちの中に、男女問わず、同じ感じを持っている人がいそうな気がしていつか確認してみたいんだけどな。桑田乃梨子好きの中にいるんじゃないか?と出会いを楽しみに待っているのですが。