The Last Trapper

『狩人と犬、最後の旅』
銀座テアトルシネマのモーニング上映(予告なし)に飛び込みセーフ。入りはまあまあ。
友人の見たい映画だったので、前知識ゼロの状態で見た。ドキュメンタリーみたいななドラマだった。主人公のノーマンは本人が演じていたが、妻のネブラスカは女優だと後で知った。動物にもみんな名前がついていた。へえ〜。ノーマンはなかなかの俳優っぷりだった。顔なんかジャン・ロシュフォールみたいだし。ドラマの中で本人が本人役をやる『ブッシュマン』におけるニカウさんみたいな感じなのかな。
狩人と妻の生活の断片が見られることが新鮮だった。道具や小さい工夫や、食べ物、飲み物、衣服、住居。すごいくだらないことなんだけど、裸でベッドに入るのには驚いたな。就寝前、半身を寝具から出して読み物したりしていたし、ログハウスって結構機密性が良く、あたたかいってことなんだな。日本の住居とは違うのね。でも、夜、トイレに行きたいときはどうするんだろう。中にあるのか…。ほんとにくだらないこと気にするな。
極寒の地での撮影は大変だったんじゃないだろうか。機材とかスタッフとか。そんな寒い中でも、犬は雪の中で丸くなって眠れるのね、と妙なところに関心。 
ウォークとアパッシュがかわいらしかった。実は犬好きのための映画みたい。