池上本門寺特設テント

白地の幟旗を抜け、スーツのお兄さんにもぎってもらうと、大きな白いテントが現れた。赤い表紙のパンフレットを買って早速入る。ダークスーツのお兄さんが座席を案内してくれた。
桟敷が3列。イス席との間に通路を挟んでいるので、桟敷の最前列と最後列には直接上がれる。黒いカーペットの上に白いカバーのかかったざぶとんが等間隔で並んでいる。カーペットもざぶとんもさっぱりときれい。ざぶとんに座ってみると両脇、前後とも十分に余裕を持ってあり広々している。さすが指定の桟敷席
後で聞いたところでは、イス席はおしりが痛くなった人が出たらしい。てことは、桟敷は当たりだったってことか。ざぶとんも適度に厚く、胡坐、体育座り、片膝立てと座り方変えても隣人(両脇20〜30代サラリーマン、スーツ、胡坐)にぶつからず、腰痛尻痛なしで過ごせました。快適だったよ*1
ステージには桜色の幕に桜花。見上げる角度に、ステージ上の死角が生じる。足が見えないかもしれないなとちょっと席取りを後悔。後を見上げると、急勾配のイス席が見える。テント特有の見づらさやぎっちり感はなさそう。その後ろに操作卓、更に新品の天幕の白。きれいだなあ。
なんかテントって感じがしない。女の子をデートに誘えそうなテント*2。なんだそれ。
『指定の桟敷席』、『きれいなテント』正反対の言葉をくっつけたみたいだな。
私の知っているテントは、古くて埃っぽくて見づらくて、両脇のお客さんとくっついて身動きとれず、お尻も痛くなって、下手すると水を被るテントなんだよな。私は何時代の人だ?
開演前、風の音がバタバタ天幕を鳴らせていたときは、テントだなあと思った。
私が行った日は、少し肌寒く、ひざ掛けを持っていけばよかったと思った。

*1:B列18番真ん中より少し右という席のせいか、映像が見づらかった。十分面白かったが、ちと残念

*2:結果、汚れたり濡れたりすることは一切なかった。かぶったのはガラ隊長のマイナスイオンだけ(笑)。