池上本門寺へ③

事務所に教わったとおり、本門寺通りを進む。
朝市しているみたいね。飲食店や八百屋に混じって、仏壇屋があった。門前町だなあ。ちっちゃい纏が飾って(売り物か?)ある店があった。江戸だなあ。…違うか。
まっすぐ行くように言われたが、ドンつき。前方を歩いていたお姉さんもきょろきょろしている。目的地は同じかな。
う〜ん右か。仏壇屋の角を曲がると、石灯籠、デカイ山門。あたり!山門の根元にポスターらしきものがある。池上本門寺は想像よりもかなり大きな寺だった。前方にいるカップルを追い越して、山門をくぐると、ど〜んと90段の立派な石段。聞いてはいたが結構引くな。がんばろう。上りきると中門、本堂。ばかでかい。東京都内でこのスケールってすごくないか。田舎者なんでわからんが。こんなところで公演していいなんて、懐深いお寺だ。ポスターを頼りにちょいちょいと曲がったら、「あれ、また道に出ちゃった。」それを見ていた警備のおじさんが道を教えてくれた。暗い道を下ると、のぼりがたくさん。お相撲みたい。
テントに到着です。花輪よりいいよね。
後で聞いたところによると、池上で降りて会場に向かうほうがあたりだったらしい。西馬込で降りると裏からお寺に入る感じになったみたい。

そのうち観劇本編を書きたいなあ。書けるかなあ。無理かもなあ。