寿司を握らせてもらえない板前のものまねが秀逸
ゲストは野生爆弾


帰りの電車で考えたこと
中川家のものまねは、いわゆる『あるあるネタ』だけど、よくある『あるあるネタ』よりもリアル。身体性が高いというか

だって大阪のおばちゃんも町工場の社長もみたことないもん。
でも笑ける

画家でいうと「デッサン力がある」ということだと思う
「デッサン力がある」ってことは、「目がいい」ということ
「目」とは「目の付け所」いわゆる着眼点のこと
大事なところといらないところを取捨選択するセンス。天才だったり訓練を積んでいたりすると、頭で考えているとは思えないスピードで描画される故に、目がいい=観察力があるって表現になる中川家の場合は「描画する」が「記憶する」にあたるんだとおもう

そして表現。私たちが見ることのできる状態=ものまね
捉えたツボを再現する能力。陰影、骨格、動きをどんなタッチで描くのか、画材は何か、基底材は何かで印象は全く変わる……、脱線しすぎだ。中川家なら、テンポの緩急。ふつうの働く大人のテンション低い感じと職業人の技を見せつけるときの落差とか

説明すればするほどつまらなくなるな

みたことのないものをあるあると思わせるのって、写真がない時代の絵画みたいって思っただけなんだけどな