根拠なし!⑥シュール

第12回 シュール | 10分でわかるカタカナ語(三省堂編修所) | 三省堂 ことばのコラム の中の一文

ちなみにシュールの語には、その経緯から「高度で芸術的である」というニュアンスを含むことも多いようです。例えば、「シュールなギャグ」と言った場合、単に「現実離れした難解な設定のギャグ」という意味のみならず、「高い次元でネタとして成立している」というニュアンスを含む場合があります。

 
を読んで「そーよねー」と思ったね。
シュールって言えば高級かって言うとそうでもなくて、『「高い次元でネタとして成立している」というニュアンス』は不可欠だと思う。超現実、不条理、奇抜、難解を標榜して、さっぱりわけのわからないネタをシュールって言われてもなーと思ってしまうんだ。
これを感じてしまうのは、かなしいかな、私がお笑い偏差値が低いからってのもあるんだろうけど。笑いの沸点が低いと言うより、笑いの間口が狭いタイプのほう。でも笑いには飢えてるし、大好きと言う始末の悪さ。個人的に一番針が振れるのは、ややベタ。ベッタベタは勘弁してほしい。行き過ぎたシュールも勘弁してもらいたい。と言う、お前ほんとに笑いがすきなんかいと言われそうな塩梅がストライク。
コントだと、シュールって形容が優れたものの冠につくことが多い。そんならコントは苦手かって言うと、そんなわたしでも反応するコント師たちは確かにいる。そういう人たちは、彼らを評価するお笑い通をアンテナに、広められるチャンスがあれば、一般的にも浸透し、評価が高かったりすることもある。これはかなり幸運な例だけれども。ちゃんとしたものは、接することさえ出来れば理解されるんじゃないかなあと思う。
きっかけはなんだろう、と考えたときに、結構ツッコミだったりするんだよなあ。
またツッコミの話かよ。と我ながら思いますが。
難解なボケをつっこむ言葉とか間合いとか。大事だよなあ。
実はベタベタのボケでも、ツッコミが丁寧に拾っていくことで生き返ったりすることがある。
反対の座標にあるシュールなボケも、ツッコミがタイムリーに入ることによって、簡単に体に落ちる*1ことがある
ツッコミって大事だなあ。てだれの料理人みたいなところがあるよ。
旬を外さないことと、丁寧に拾うこと。
なんか話のおちがベタになってきたが、わたしの話につっこんでくれる人はいないな。
以上、根拠なし。失礼いたしました。

*1:苦もなく腹から笑える