『じかおぎ』に軍配

『次課長・品庄・おぎやよ・・・お前ら初のこの冠番組はぜーんぶまるまるウソなのだよSP』
次長課長品川庄司おぎやはぎに司会をする腕があるかどうかを試す番組。似たようなコンセプトの『じかおぎ』との違いはドッキリってとこか。一個一個のドッキリもろくにきいてこない、ぼんやりした番組になってしまって、ドッキリとしてもどうかと思うし、冠3組にしても結構「大けが」になりかねない内容だったんじゃないのか?3ブロックあったんだから、1組1ブロックにしたほうがまだ良かったか。
笑いどころがあまりなくてなあ。ドッキリの見せ方がずさんというか、解説が活きていないというか。ドッキリはひどいことをさせられるだけのリアクションのおいしさや、しかけ手の愛情の濃さが見所なのにな。
バラエティ番組をこんな見方をしたくはないが、次長課長品川庄司おぎやはぎ、よく折れずにがんばりました。
多分一番過酷な立場に立たされ、顔色を失っていく河本はかわいそうだったが、負けずにフォローをする品川とか、いやな空気にひずられることなくちゃんと元気な井上とか、やる気なさそうでいながらもじつは投げない矢作、がんばったんちゃうか?
品川が切れる矢吹に『終わったら聞きます!!国生さん、申し訳ないです、すみません。矢吹さんプロなんだから、お金貰って来ているんだから。とりあえず一回やろうよ!!』といったのが、この番組のピークかな。品川えらい。
この番組は、さまぁ〜ずの「スタッフに文句を言わないのは偉い」って、その一言に尽きるかも*1
番組としては『じかおぎ』のほうが面白かった。
次長課長品川庄司おぎやはぎ。今度は深夜でのびのびやってくれ。

*1:ドッキリもスタッフの不備(事前情報の誤り、セッティングの不備不具合など)が半分だもんね。