バラドル

『Goro's Bar』
オーナー稲垣吾郎のテンションの上がる美形ゲストのほうが番組は面白いよね。中途半端な感じだとフロアレディも目立たないし。
クイズなんかでのボーイズ(次長課長井上、シャカ大熊、植松)とオーナーの絡みはほほえましくていいけど。1人違いで100万円を逃すってのは惜しかった。
次長課長とびびる大木は井森軍団みたいな話が。組織が小さそう。
井森美幸といえば、元祖バラドル(バラエティアイドルの略称)。
以下、年寄りのたわごとです
今はアイドルのバラエティ出演は当たり前になって、歌番組でも面白トークをしなければならない場面も多くなってきているが、かつてのアイドルはそんな露出は少なく、アイドルが面白いことをするといったら、歌のコーナーのある番組で、ゲームかコントをするくらいのものだった。そんな中、実力はあるけれどもヒット曲に恵まれないアイドルが、自身の頭の回転の良さを活かしてバラエティ出演の機会を増やしていった。彼女たちは正統派アイドルとは区別されバラドルと呼ばれた*1。という昔話(笑)。当時はバラドルに個人的興味はなかったんだけど、そんな人でも知っているくらい活躍したバラドル井森美幸山瀬まみ、松本明子、森口博子だった。井森美幸は、山瀬まみよりもかわいげがあって*2森口博子みたいな必死さ*3がなくて、松本明子*4みたいな芸人風の物腰もなく、いい塩梅だったんだけど、はまった覚えはない(笑)。以前のバラドルは、今で言うと小池栄子真鍋かをり、MEGUMIあたりになるんだろうかね。扱いは昔のほうが良かった気がする*5
今の(バラエティ)アイドルは「ルックスが良くて頭が悪い(天然)」が求められているという気がするんだけど、言葉にすると失礼極まりない感じ。グラビア出身者の上がりがバラドル、大上がりは女優(例:井川遙本上まなみ)。がんばれグラビアアイドル

*1:今は正統派アイドルがいなくなってしまったので、バラドルがTVで見るアイドルの標準形になり、バラドルという言葉はあまり使われなくなった。バラドル=グラドルって言い方はするかも

*2:山瀬まみ計算高そう…ってイメージの話。実際は泣き虫だったり失言したりしているし、現在で『もためしてガッテン』や『ブロードキャスター』内「お父さんのためのワイドショー講座」でおじさんやおじいさんにマミちゃん扱いをされているところを見ると、そうでもないかなという気がしているが。本人がおじさん転がしているつもりでいたら凄いけど。ごめん憶測。

*3:力の入った笑顔が舌足らずに一生懸命なのとあいまって、しゃくれの印象。失敬。

*4:顔は一番好き。演技も上手。歌も上手なんだけど、不遇。

*5:昔は、アイドルの上がりは女優。売れなかったアイドルの姿として、グラビア落ちってのがあると思うんだけど、バラドルはそれをしなくて良かったという利点があった。みんなフロントから消えてしまった中で、唯一残っている感があるのが渡辺満理奈。本人はそんなつもりはないかもしれないが、汚れをしない高級バラドルだと思う。何で大物感が出たのかは謎。かわいいから好き。彼女はアンテナタレントとしての側面も持つので長生きするんだろうなあ。難しいけど渡辺満里奈枠を継承できるといいよねえ。西村知美枠もおいそれとは継承できなそう。天然っぷりの階級が違いすぎて、狙って取れる枠じゃない。う〜ん、何を考えているのだ、わたしは